初めてのパリ。絶対に行きたい9スポット。

目次

パリの宿泊数と拠点はどこが良い?

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花の都、パリ。世界遺産に登録されている素晴らしい名所をたくさんもつこの大都市は、世界中からの憧れの街でもあります。

一度行くと何度も行きたくなる魅力的なこの街を絶対はずせない9つの名所を中心にご紹介していきます。

今回、ご紹介する9つのスポットを回った場合、一箇所に時間をかけずにまわるなら3日でまわれる内容ですが、

ルーブル美術館やベルサイユ宮殿などじっくりと見てまわるのでしたら、4〜6泊あると十分に楽しめるかと思います。

また、別記事で紹介していますが「モンサンミッシェル」の観光を1日追加するというプランもとても良いと思います。(ただし、モンサンミッシェルの観光は、丸1日必要です)

パリ市内からモンサンミッシェルへの行き方&楽しみ方

憧れの聖地! 世界遺産「モンサンミッシェル」への旅

今回、説明は割愛しますが、今回紹介する9つのスポットの異動距離はそんなにありません。

また、宿泊を考えた場合のホテルエリアについてですが、パリは世界的に見ても非常に宿泊料金が高い地域です。

利便性を考えるとルーブル美術館〜シャンゼリゼ通り、エッフェル塔エリアが人気です。

ただ、地下鉄も充実していますし、少し人気エリアを外すとかなりお得に泊まれます。例えばポワソニエール駅付近は治安も良く、ある程度の利便性もあります。

では、早速、9つのスポットについてご紹介していきますね。

初めてのパリの歩き方。地下鉄を有効活用!

成田空港から約12時間のフライトを経て到着したのがフランスの玄関口、シャルル・ド・ゴール空港。空港からは電車でパリ市内へ行くことが出来ます。

電車の場合はRERのB線で行く方法になります。

 

 

空港からの切符でRER・B線の各駅からさらにメトロへの乗り換えができる点がメリット。

そして、パリの町中を見て歩くならメトロ「地下鉄」を上手に利用して観光するのがおススメ。

地下鉄は朝5:30から夜12:30まで利用でき、一回のチケットは1.70€、一日券は6.40€、5日券は38.90€で購入できます。

 

さて、パリ中心部に着いたらホテルに荷物を置いて、街へと繰り出します!パリらしい雰囲気を楽しめる観光スポットが街中にたくさん散らばっていて、どこもかしこも写真に撮りたくなる歴史的名所だらけで見逃せません。ということで魅力あふれるパリのおススメ定番観光スポットを紹介します。

まずは定番、セーヌ川とエッフェル塔へ

 

まずなんといっても、パリで是非体験してほしいのが「セーヌ川クルーズ」。セーヌ川は全長780kmあり、フランスの川では第2位の長さを誇っている川です。

筆者は、Booking.com で 宿泊先を予約したこともあり、
Booking.comで予約できる現地ツアーとして このセーヌ川クルーズを予約しました。

当日ギリギリ予約でもOKで、40%引きくらいになりました。
(たまたまかもしれませんが・・)

ぜひチェックしてみてくださいね。

セーヌ川、夜のクルーズ。ライトアップもとても素敵です。

さて、クルーズについてお話を続けますね。

パリは、この川を中心に栄えた街なので大体のフランスの観光施設の名所などがこの川沿いにあり、イエナ橋からシュリー橋までのセーヌ川の河岸約8Kmは世界遺産になっているほど本当に美しい景色。その景色を1~2時間かけてクルージングしながら眺めることができるのは贅沢で貴重な体験です。

キラキラ輝くエッフェル塔をはじめ、数々の名所がライトアップされた夢のような時間で、パリの忘れられない思い出となること間違いなしです。

セーヌ川クルーズの際に洗浄から見えたエッフェル塔。運が良ければキラキラに光る場面が見られるかも!

 

ちなみにセーヌ川クルーズは、どの時間帯に乗るかによってもかなり印象が違ってきます。

昼間、夕暮れ、そして夜とパリの3つの表情が楽しめるこの時間帯にクルーズに出るには、日没時間の30分~1時間前くらいに出港する便に乗るのがベスト!

格安の遊覧クルーズだと日本語ガイドが付いて€15から可能。優雅にランチを楽しみながらのクルーズやディナーを食べながらの夜景を楽しむのも良く、いろいろなクルーズが用意されていますので用途にあった使い方ができますよ。

 

昼間のクルーズはこんな感じ。時間帯で味わえる景色が変わります。

フランスで最も美しいシャンリゼ通り

 

次に「シャンゼリゼ通り」へ。

ファッション、食、エンターテイメント、すべてを楽しむことができるシャンゼリゼ大通りは、世界中から人々が集まる人気スポットです。

フランスでもっとも美しい通りと言われ、パリ市内北西部の第8区のエリアを横切る長さ約3km、幅70mあります。マロニエ並木も印象的で、歩いているだけでオシャレな気分になるから不思議。

そして特に夜は街の明かりがキラキラして本当にロマンチック!日本でも『オー・シャンゼリゼ』という歌で知られています。

シャンゼリゼ大通りは、コンコルド広場から凱旋門までおよそ3キロの通りです。

この通りの特徴は、週末や夜でも賑わっていること。パリはお店が閉まる時間が早かったり、日曜日に定休日を設けているところが多いのですが、シャンゼリゼ大通りは特別なんですよね。

パリのシンボル、エッフェル塔へ

 

そして、パリのシンボルと言えばやはり「エッフェル塔」。

1991年にセーヌ川周辺と共に世界遺産に登録されました。

このパリを代表とするエッフェル塔は2006年までに2億人以上の観光客が訪れ、世界で最も多くの人が訪れた有料建造物とされています。

幅125m、高さ324mほどあるエッフェル塔は夕方の夕陽が沈むセーヌ川とのコラボレーションも素敵ですし、夜にはライトアップされキラキラと迫力あるショーを楽しむこともできます。

元々、エッフェル塔はフランス革命の100周年を記念して開催された第4回万国博覧会の式典のために建築されたもの。

建築期間が2年2ヶ月という短さで、建築を担当した人物の名を取ってエッフェルと名付けられた塔なんだとか。

電波塔としての役割がありますが展望台が3箇所あり、第2展望台までは一般人が階段でも行けるようになっています。

展望台のチケット売り場はいつも長蛇の列なので、インターネットで購入するかツアーを利用するのがおすすめ。

ライトアップが日没から0時までですが、毎時0分から5分まで間にダイヤモンドフラッシュが行われます。

第2展望台までは階段でも昇ることができるので、ゆっくりとエッフェル塔の錬鉄建築を見ながら、高さの変化によって変わる景色を満喫してみるのもおすすめです。

星の広場、エトワール凱旋門

 

次にエトワール凱旋門。凱旋門を中心にシャンゼリゼ通りを含む12本の通りが放射線状に延びていて、上からみるとその形が星のように見えることから「星の広場(エトワール広場)」と呼ばれています。

 

エトワール凱旋門。日中の景色も素敵ですが、夜はロマンチックで圧倒的な存在感です。

また、星の広場にある凱旋門ということから、この凱旋門の正式名所、エトワール凱旋門の名前がつきました。エトワール凱旋門の周りに放射線状に12本の道が伸びていますがその中の1本がシャンゼリゼ通りになっています。

 

昼間の凱旋門。時間帯を変えて訪れるのも楽しいです。

 

凱旋門の中には美術館やお土産などのブティックが入っていて、シャンゼリゼ通りの地下道から凱旋門の地下で入場料を払い入ることができます。

入場料は、26歳以上€12で18歳から25歳が€9で18歳以下が無料ですが身分証を提示してください。日没からライトアップされて綺麗。料金を払えば螺旋階段を上って、凱旋門の屋上に上ることもできます。

凱旋門の高さは約50メートル。パリ市内には高い建物がないので、パリの素晴らしいパノラマ風景が楽しめます。日没になるとライトアップされ、昼とはまた違った一面を見ることができます。

ヴェルサイユ宮殿は1日旅行で。

 

 

ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世が建造した宮殿で、フランス絶対王政の象徴的建造物ともいわれています。パリ郊外にあり、是非一日かけてじっくりと訪れてみたい豪華絢爛な建築物です。入口の存在感抜群の金色の門や2000を超える窓のある宮殿というのも圧巻です。

ヴェルサイユ宮殿への行き方、観光ポイントはそれだけでかなりのボリュームになってしまいますので、今後、別の記事でご紹介しますね。

モナリザに会いにルーブル美術館へ。

 

夕暮れのルーブル美術館。外観だけでも絵画のように美しく、時が止まったかのよう。

ルーブル美術館はフランスの国立美術館で、世界最大級の美術館(総面積60,600平方メートル)であるとともに世界最大級の史跡のひとつ。収蔵品380,000点以上であり、毎年800万人以上の入場者が訪れているという世界で最も入場者数の多い美術館なんです!

外観の美しさも圧巻!そんなルーブル美術館には、先史時代から19世紀までのさまざまな美術品、約35,000点が展示されています。

歴代フランス王の王宮として使用されていたルーブル宮殿でしたが、1682年にフランス王ルイ14世が自身の王宮としてヴェルサイユ宮殿を選んだため、ルーブル宮殿の役割は、古代彫刻などの王室美術品のコレクションの展示場所となりました。それにしても夕陽のあたる夕方のルーブル美術館は絵画のような美しさです。

 

パリ芸術の中心はオペラ座

 

オペラ座。観劇をしなくても、豪華な内部を見学することが出来ます。

続いて、訪れてほしいのが歌劇場の「オペラ座」。毎日のようにオペラやバレエが夜から公演されていますが、日中であれば歴史ある劇場ホールや豪華な回路などが€12で内部見学できるんです。

ナポレオンの命によって、まだ無名だったシャルル・ガルニエが造った歌劇場。内部は豪華絢爛なバロック様式で、美しい彫刻や、モザイクが飾られています。

見どころはイジドール・ピルスのフレスコ画と、大階段。フレスコ画は光のコントラストがとても美しく、白大理石や赤大理石、オニキス、蛍石、碧玉を使った大階段は重厚感が漂います。

中でも、特に有名なのが客席内のシャガールの天井画です。その他にも大広間は、いくつもシャンデリアが並び、とても煌びやかで圧倒されます。

ムーランルージュへもぜひ

 

ムーラン・ルージュ。映画の舞台にもなった有名な場所。赤い外観が目を引きます。

 

それから、知名度、規模、レベルの高さにおいて世界屈指のナイトショーが行われる「ムーラン・ルージュ」。

映画の舞台ともなったこの場所でのショーは、長年多くの有名人や芸術家に愛され続けています。

例えばライザ・ミネリ、エルトン・ジョン、エルビス・プレスリー、フランク・シナトラなど、名だたるアーティストたちがその舞台にたち、客席からはエリザベス女王、故元ダイアナ妃や各国の各国の国賓や、ショービジネス界のスターたちが、華麗なショーを堪能しました。

 

モンマルトルの丘からみるパリ市街の景色は爽快!

 

そして、最後に是非訪れてほしいのが、「モンマルトル」。パリで一番高い丘で、パリ有数の観光名所となっています。

 

モンマルトルにあるサクレ・クール寺院。外観も内部も美しくて息をのみます。

このモンマルトルには白亜のサクレ・クール寺院、テルトル広場、キャバレー「ムーラン・ルージュ」、モンマルトル墓地などの名所があり、とても賑やか。丘の上から眺めるパリ市街の景色は爽快で最高です!

サクレ・クール寺院は映画アメリの舞台になったことで知られる、モンマルトルの丘の頂にある教会堂。内部は見事なキリストの天井画が特徴的で、教会の鐘は通称サヴォアと呼ばれる重さ約18トンの世界最大級の鐘です。

真っ白なドーム型が特徴のロマネスク様式、ビザンティン様式のバシリカ大聖堂です。観光客や地元の若者が丘の階段に座って、パリ市街を眺めながらのんびりする光景になんだかほっこりします。

ということで、ここまでパリでは絶対はずせない素晴らしい名所を9つご紹介しました。歩いているだけでも息をのむ美しい街、パリ。まだまだ歴史ある多くの名所が存在します。まずは王道の名所から体感して、少しずつあなただけのお気に入りスポットを開拓していって下さいね!

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⓪パリ市内の地下鉄の駅。とてもキレイで独特の音楽とアナウンスが耳に残ります。

  1. セーヌ川クルーズの際に洗浄から見えたエッフェル塔。運が良ければキラキラに光る場面が見られるかも!
  2. セーヌ川クルーズの一場面。川沿いの歴史的建造物がライトアップされ、幻想的な世界へと引き込まれます。冬季はかなり寒いので要注意。
  3. パリのシンボル、エッフェル塔。美しいダイヤモンドフラッシュは圧巻です!
  4. エトワール凱旋門。日中の景色も素敵ですが、夜はロマンチックで圧倒的な存在感です。
  5. 夕暮れのルーブル美術館。外観だけでも絵画のように美しく、時が止まったかのよう。
  6. オペラ座。観劇をしなくても、豪華な内部を見学することが出来ます。
  7. ムーラン・ルージュ。映画の舞台にもなった有名な場所。赤い外観が目を引きます。
  8. モンマルトルにあるサクレ・クール寺院。外観も内部も美しくて息をのみます。
  9. モンマルトルの丘から眺めたパリ市街。爽快な気分に浸れます。

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