目次
パリからモンサンミッシェルへはどう行けばお得???
パリからモンサンミッシェルへの行き方をご紹介します。
モンサンミッシェルへのアプローチ方法は、大きく2通りに分かれます。
1,パリからツアーを使う
2,頑張って自分で行く
そして、2の「頑張って自分で行く!」と言うパターンを選ぶ場合も、
①バスで行く方法
②電車で行く方法
の2パターンに分かれます。
調べてみて感じたのは、費用の違いもありますが
・途中で何をしたいか?
・その度で何を優先させたいのか???
によってどの方法を選ぶのか???
人ぞれぞれだなぁ・・と感じました。
以下にて、気になる予約方法やどちらが安いのか、
早く着くのはどちらなのかもご紹介させていただきます。
・
ラクで安くて観光付きのバスツアーもオススメ
パリとモンサンミッシェルを往復するのなら、
ベルトラと言うツアー会社のオプショナルツアーに申込むというのはラクで安くて便利です。
コースは、
・日帰りプラン(125ユーロ〜)と
・1泊2日プラン(宿泊代込215ユーロ〜)の2種類。
どちらのプランにもノルマンディー村への散策ツアーも含まれています。
途中の村への立ち寄りは個人旅行ではなかなか行けないので
コスパの高いお得なツアーと言えるでしょう。
ちなみにツアーを使ってモンサンミッシェルへ行った時の記事を貼り付けておきます。
早朝早くパリへの戻りの時間もかなり遅くと言うハードスケジュールにはなりますが、
効率よくモンサンミッシェルまでアプローチすることができます。
・
ただし、家族旅行など、人数が多くてレンタカーを借りて行こうと考えている場合は、
レンタカーの方が安く自由度も高いので、レンタカーの方が断然いいと思います。
ベルトラのHPリンクを貼っておきますので、確認してみてください。
ツアーは日本語観光ガイド付きなので安心です。
参考までに、パリからモンサンミッシェルまで行く一般的な行き方の電車+バスで往復するだけでも
その費用は100ユーロを超える金額になります。
ちなみに、バスツアーを利用してモンサンミッシェルまで行きたい場合は、
出発場所がパリのオペラ座近辺になりますので
この場合、ホテルもオペラ座にアプローチしやすい場所を選ぶと良いと思います。
参考までに、筆者一行の場合ですが、
個人で電車+バスでモンサンミッシェルまでアプローチしました。
理由は「自由を選びたかった」です。(汗・笑)
お金はかかりましたが、「自分たちのペースで観光したい」その気持ちが強かったのです。
では、電車+バスではどうアプローチすれば良いのか?をご紹介していきますね。
・
パリからモンサンミッシェルまで電車で行く方法
・
バスツアーでモンサンミッシェルに行く場合は、モンサンミッシェル島で直接アプローチしてくれます。
ところが、電車+バスの場合は、電車+バス(大きいバス)+バス(小さなトレインバス)といったように3つの交通機関を利用しなければなりません。
わかりにくいので以下に箇条書きにしてみました。
①モンパルナス駅( Montparnasse)発←パリの中心駅
時間:TGV(新幹線のような列車)利用で最短約90分
費用:30~80ユーロ/片道(大人・2等の場合)
便数:30分~1時間に1本
②レンヌ駅(Rennes)着(大きなバスに乗り換え)
時間:バスに乗車して約60分
費用:15ユーロ/片道(大人)
便数:1日3~4本
③ 島までの小さなトレインバス(無料シャトル)
帰るときは、③②①と戻ります。
経由駅はレンヌ駅でもドル・ド・ブルターニュ駅の2通りありますが、大きな差はないので都合の良い時間や金額で選ぶとよいと思います。
パリの宿泊場所ですが、モンサンミッシェルへ移動するのであれば出発地点がモンパルナス駅の方が便利です。
モンパルナスからレンヌまではアプローチが1本でかなり近いです。
レンヌ駅の、有料トイレはこんな感じ。
また食事ができるスペース(レストランなども)も駅の中にあったので
トイレ、食事に困ることはありませんでした。
次の欄で紹介させていただく、予約サイトで日時指定すれば、電車やバスの候補がすべて表示されます。
一応、このサイトでも事前予約の方法を調べてみましたが、
当日の予約でも全然問題なくチケットを購入することが可能です。
モンパルナスの駅の中のインフォメーションコーナーで
「モンサンミッシェルまで行きたい!」と言えば、電車とバスと両方のチケットを同時に購入することができます。
気になる事前の予約方法とは?
・
前述しましたが、当日、駅にてモンサンミッシェルまでの電車のチケットを購入することができます。
また、バスのチケットも レンヌ駅で購入可能です。
人によるでしょうが、
チケットを先に買ってしまうと行動の融通が利かなくなってしまうので
その日に買ってしまう・・・と言うのも手ではあると思います。
事実、筆者はそうしてチケットを購入しました。
ただ、事前に予約をしたいと言う方は、
フランス国鉄の予約サイト「OUI.sncf」で事前予約ができます。
予約サイトでは、電車(TGV)とバスのチケット両方抑えることができ、
3ヶ月前から受け付けをしています。
TGVと言う 日本でいうと「新幹線」のような列車を利用するのですが
TGVを日本語で予約したいという場合は、
「レイルヨーロッパ」という
ヨーロッパ各国の鉄道が予約できる代理店サイトからでも購入可能です。
手数料は1500円ほどかかり少し高くなってしまいますが、
日本語で予約・問い合わせができるので安心して予約ができます。
予約サイトが日本語以外で表示された場合は、右上の「Other countries」から「Japan」を選択しましょう。
できる限り安く行くには?
時間はかかってしまいますが、安く楽な移動方法としては直通バスも便利です。
パリからモンサンミッシェルまで乗り換えなしで行くことができ、 乗車時間は約5時間、料金は約€25~です。
しかし、運行日や運行時間がかなり限られていますので時間に余裕がある方向けの交通手段となります。
「OUIBUS」というバス会社はトイレとWi-Fiがついているので快適に旅行を楽しむことができます。
モンサンミッシェルまで 少しでも早く行くには?
パリのモンパルナス駅からTGVでレンヌ駅またはドル・ド・ブルターニュ駅などを経由し、駅近くのバス乗り場からモンサンミッシェル行きのバスに乗ります。
筆者はこの方法で モンサンミッシェルまで行きました。
TGV+バスの移動時間と料金は経由駅や乗車時間によっても異なりますが、目安として移動は約3時間、料金は約€70~100です。 TGVでなく特急列車とバスで行くことも可能となります。
特急の場合の経由駅はヴィルデュ・レ・ポエル駅(Villedieu Les Poeles)となります。
特急列車+バスなら移動は約4時間、料金は€30前後で行くことが可能です。
時短重視ならTGVが利用できるレンヌ駅かドル・ド・ブルターニュ駅経由、
安さ重視なら特急列車のヴィルデュ・レ・ポエル駅経由か下でご紹介する直通バスがよいでしょう。
2017年7月にフランスの高速鉄道TGVの新たな路線が開通し移動時間が短縮されました。
TGVでレンヌ駅またはドル・ド・ブルターニュ駅を経由した場合は、今までより30分ほど移動時間が短くなり、パリからレンヌのTGVは最短1時間25分で到着できるようになりました!
モンサンミッシェルの無料バスの乗り方
パリから電車でモンサンミッシェルにアプローチした場合は、
③の小さなトレインバス(無料シャトル)を利用する必要があります。
この無料シャトルバスの乗り場は
大型バスを降りたほぼ同じ場所、インフォメーションセンターの近くにあります。
近代的なシルバーのバスが目印です。
このシャトルバスは午前7時~午前1時まで営業しています。
(このシャトルバスを利用して 夜中でもモンサンミッシェルに行くことができるのです)
無料シャトルバスの停留所は3つ。
グラン・リュ停留所、河口ダム広場停留所、モンサンミッシェル となります。
また、島からでる帰りのシャトルバスですが、乗り場がわかりづらいので注意が必要です。
停留所というものはなく、
道路に目印となるラインが書いてあります。
手前の「着」のラインがモンサンミッシェルに着く時の停留所、奥の「発」のラインがモンサンミッシェルを出発する時の停留所となっています。
場所が少し違いますので、特に島から出発する時に迷わないように注意しましょう。
停留所がある河口ダム広場はモンサンミッシェルを撮影するスポットとなりますので、
記念写真を撮るなら河口ダム広場でシャトルバスを降りて写真撮影をしてみましょう。
特に満潮または日没(夕日)が絶景となっています。
満潮時の潮は30分もかからずあっという間に満ちて浮いて見えます。
当該のバス停留所の周りにはいくつもの
スーパーがありので買い物も便利です。
スーパーの名前は『Les Galeries du Mont-Saint Michel』となり、 スーパーにはお土産も販売されているので、ぜひ買っていきましょう。
外国語ができない方、全然心配はいりません。
店内にも日本語のポスターがたくさんありますし、
日本人のスタッフさんがいる場合もあるので日本語でも対応をしてくれます。
スーパーの営業時間は20時頃、少し時間に余裕を持ってと訪ねることをおすすめします。
島のお土産屋さんは18時頃に閉まり始め、開店は8時過ぎでした。
また土日だとお店は法律で休みになる場合が多いので、モンサンミッシェルにかぎらずお買い物する日は曜日も気をつけた方が良さそうです。
次回は、モンサンミッシェルの楽しみ方についてご紹介しますね。
コメントを残す