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ブッチャートガーデンへの行き方&楽しみ方
マイルでお得な旅を実践中のMinna です。
今回は、バンクーバー・ビクトリア旅行の備忘録の1つとして「ブッチャートガーデン」についてシェアーさせていただきますね。
バンクーバー&ビクトリアへの行き方については以下のURLも参考になさってくださいね。
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ビクトリア観光の目玉になるのがブッチャートガーデンへの観光です。
ガーデンというくらいなので、植物園???
こぢんまりしたイメージだったのですが、訪れてみるとかなりの規模。
ゆっくり見て回ると3−4時間以上は必要な規模です。
このガーデンは、大富豪のブッチャート夫人が使われなくなった石炭採掘場を巨大庭園にしたのが始まりであるとされています。
中には、サンケンガーデン、ローズガーデン、日本庭園、イタリアンガーデン、地中海庭園に分かれており、エリアごとに違ったテーマで庭が作られています。
そんな、ブッチャードガーデンの歴史、行き方と楽しみ方をご紹介します。
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ブッチャート・ガーデンの歴史
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オンタリオのオーウェンサウンドに住んでいた、セメント製造業者のロバート・ブッチャート(Robert Pim Butchart)が石灰石の採石場を求めてカナダ西海岸に移り、1904年に採石場近くに邸宅を建たと言われているそうです。
妻のジェニー・ブッチャートの提案で、日本人の手による「日本庭園」も作られました。
日本庭園は、横浜出身でビクトリア市で人気になっていた日本人造園家、岸田伊三郎によって1908年頃、邸宅に作られ、かなりの人気を集めました。
1909年から採掘の終わった採石場跡を庭園として整備して Sunken Gardenとして、1921年に完成いたしました。
今日では、一般公開されているので気軽に庭園に訪れることができます。
美しさに人々が魅了され、今ではビクトリアを代表する観光スポットになっています。
ブッチャート・ガーデンの行き方
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筆者一行は、ダウンタウンからバスを乗り継いでブッチャートガーデンまで向かいました。
日本のバスと違って「次はどこです」という案内もないので、バスの運転手さんに「どこどこに着いたら教えて」と先に伝えておいたほうが無難です。(笑・汗)
ゆっくりのんびり行くなら75番バス
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ブチャット・ガーデンにはダウンタウンより75番のバスで直接行ける(所要時間1時間あたり)のバスがありますが、ブチャット・ガーデン行く人と現地の住人が利用しているため、座れない事も多くまた下道をタラタラと止まりながら進むのでかなりの疲労を感じてしまうこともあります。
行く前からヘトヘトになってはテンション下がるとせっかくの観光が台無しになってしまいます。
ご安心ください。
快適に行くならダウンタウンから70,72番バスを
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ダウンタウンから途中のRoyal Oak Exchangeまでは70,72番でいくと2階建てバスで超快適にブッチャート・ガーデンにいけます。
座席数も多いので100%座れますし高速道路でぶっ飛ばすので早いです!(Royal Oak Exchangeまで約20分、75番では約30分)
Royal Oak Exchangeに着いたら、道路挟んで向かい側にある75番の停留所に向かいます。
大抵バスに座れますので、体力を消耗しなくてもよいのです。
所要時間は30分程度です。
帰りは、75番でも70,72 番でもOK
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行きのルートは、75番バスはとてものんびりなのですが、
帰りのルートは75番のバスでも行きとルートが違って高速でぶっ飛ばして帰ってくれるので安心です!
曜日によっては、最終バスが早いので到着後に帰りの時刻表を確認しておいてくださいね。
帰り道にバスがウォルマートを通りますので、体力が残っていれば寄って帰るのもアリかもしれません。
往復でバスに乗ることになると思うので出発前にダウンタウンのセブンイレブンで往復分がついたチケットデイパス($5)を購入しておくとお得にブッチャードガーデンに向かえます!
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ブッチャート・ガーデンの楽しみ方
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ブッチャードガーデンの楽しみ方をエリア別にご紹介していきますね。
サンクン・ガーデン
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入口を入って最初にたどり着くのが、ブッチャート・ガーデンを代表する庭園、サンクン・ガーデンです。
絵画のような光景が広がっています。
春には、桜も美しいことでも有名です。
見逃しやすいのが、このガーデンの中央に位置する展望台です。
展望台からは、ガーデンに咲く一面の花々を眺めることができるので。忘れずに上りましょう!
サンクン・ガーデンの奥まった所にあるのが、ロス・ファウンテンとなります。
この噴水は、ブッチャート夫妻の孫イアン・ロス氏が開園60周年記念に建設したもので、21mの高さにまで吹き上げるのでかなりの大パノラマです。
大きな広場の入り口には、高さ9.1mのトーテムポールが建っています。
開園100周年を記念して建てられたものであり、ここからは、土曜日の夜にブッチャート夫妻のひ孫のクリストファー・ロス氏が設計した花火がみれますよ。
オルガンパビリオン
ヨーロッパの田舎風景を思わせる花に囲まれた小さな小屋オルガンパビリオンは、元乳牛舎です。
小屋の周りも、様々な種類の草花で埋め尽くされており、この辺りは、色とりどりの紫陽花もとっても綺麗です。
日本では梅雨の時期にしか見られない紫陽花も、カナダのブリティッシュコロンビア州では夏の始まりから秋にかけて、数ヶ月にわたって見頃が続いています。
小道を歩いていくと、ビクトリア市の姉妹都市である中国の蘇州市から寄贈された龍の噴水が現れてきます。
ローズ・ガーデン
7月~8月にかけて満開となるバラは、ブッチャート・ガーデン最大の見所の一つです。
約250種以上のバラが咲き誇ります。
筆者が訪れたのは9月でしたが、満開とはまではいきませんでしたが数多くのバラが咲いていました。
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鮮やかなバラアーチが観光客を迎えてくれます。
優雅なバラの香りに包まれ、思わずうっとりしてしまうことでしょう。
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日本庭園
カナダで本物の「鳥居」が入り口となります。
日本ではないかと思わず疑ってしまいそうな雰囲気がある庭園が広がり、
紅葉の時期の美しさは、格別です。
日本庭園の出口付近にある垣根の隙間から入江を覗けますよ。
ヨーロッパ風庭園
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ブッチャード・ガーデンのフィナーレを飾るのがヨーロッパ風庭園でございます。
庭園へ入る2つの入口には、メルクリウスの銅像が建てられています。
以前は、ブッチャート夫妻のテニスコートやボーリング場があったというこのエリアには、今日では小さな噴水を囲むように美しい草花が植えられています。
イタリアンガーデンを抜けた広場にある「イノシシ」の銅像は有名です。
イタリアのフィレンツェで鋳造された銅像で、「鼻を触るともう一度ブッチャート・ガーデンに来ることができる」「鼻を触ると幸せになれる」と伝えられています。
イノシンの鼻に触って幸運を向え入れてみるというのはいかがでしょう???
ザ・ダイニング・ルーム
散策をしたあとはアフタヌーンティーを楽しむことができます。
ザ・ダイニング・ルームでは、本格的なアフタヌーンティーをオーダーでき、庭の花々を眺めながら優雅なひとときを過ごせます。
(ランチとディナータイムは夏季、冬季の一定期間のみ営業となります)
高級ホテルに比べると安くアフタヌーンティーを楽しめるということもあって、年中予約が絶えないので、味わいたい方は事前の予約を忘れずにおこないましょう。
庭園を一周すると、ビジターセンターのある庭園の入り口に戻ってききます
ギフトショップではアートギャラリー。作品の購入もできますので、旅の記念品やお土産を選んでみましょう。
ブッチャートガーデンまとめ
ビクトリアに長期休暇で長く滞在される方は年間パスを購入することをおすすめします。
おすすめ時期は5~7月&12月ですが、正直年中いろんな花を見ることができるので、いつ訪れても楽しめます。
スタッフの人も滞在していて、花の入れ替えも行っていますので何回訪れても飽きません。
入場料は時期によって異なりますが、夏場は約$30となり、年間パスは$57.5ですのあっ2回で元取れちゃいます。
仕事や勉強、人間関係に疲れたらブッチャード・ガーデンに訪れて、自然に癒されるというのはいかがでしょう???
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