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主婦が海外旅作たったの2回+沖縄往復でSFCを取得
ANAのマイルを貯め始めると、「SFC修行」という単語(言葉)を耳(目)にする機会が多くなってくると思います。(SFCと聞くと慶應大学のSFCをイメージしてしまう方も多いでしょうが、全く別のものです。検索する場合、「ANA SFC 」と検索しましょう。)
私もだいぶ前からこの「SFC修行」という言葉を知ってはいたのですが、長い間、スルーしてきました。というのは、上級会員の資格を取るだけのために、わざわざお金を使って修行する???阿呆らしい・・・と思っていたからです。
ところが、実は昨年、ふと思いついてSFC修行を行いSFCを取得しました。(理由はそのうち書きます)実は私のフライトはわずか3回程度、総費用も平均からするとちょっと少なめかもしれません。
というのは海外旅作に沖縄発着をつけた旅程を2回、それだけだとちょっと足りなかったので沖縄に1往復だけ日帰りで行き5万プレミアムポイントをGet、無事、SFCの資格を取得しました。
実は「クレジットカード」のことなども心配で’(何しろ扶養の主婦なので)事前に検索したのですが、なかなか該当する記事が見つからなかったので、この記事がどなたかのお役に立てば良いなぁ・・・と思い、思い出しつつ書いてみたいと思います。
SFC(スーパーフライヤーズカード)ってなに?
「SFC 何」と検索すると、かなりの数の説明が出てくるとは思いますが、ざっくりとSFCについて説明していきますね。
SFCというのは、スーパーフライヤーズカードのの略です。このスーパーフライヤーズカードというのは、単純に言葉だけで言えばANAの上級会員だけが取得できるクレジットカードのことです。また、クレジットカード?と思う人もいるかもしれませんが、今、自分が持っているクレジットカードをレベルアップできるのでクレジットカードが増えるということではありません。また、普通のクレジットカードのように審査さえ通れば取得できるというものではなく、それ欲しい!!!と思っても簡単に取得できないカードです。
ANAには上級会員制度がある。
ANAだけでなく、実はJALとか、他の航空会社にも同じ制度があるのですが、航空会社には顧客の航空機の使用頻度に合わせて顧客の会員制度があります。これは航空会社に限らず、普通のお店も同じですね。年間✖︎✖︎万円以上を使った顧客を特別会員としてポイントをサービスするとか、そういう制度は他のサービス業と同じです。ただ、航空会社の場合の上級会員の対偶は実は一般の人には知られていませんが、かなり優遇されているのです。
上級会員には3つのグレードがある
以下のサイトを見ればわかりますが、ANAの上級会員はブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドの3つのステイタスに分かれています→ANAの上級会員とは? このステイタスの差は1年間で取得したプラチナポイントの総額で決定します。私自身、これまでは全く興味がなかったので「プレミアムポイント」というのはスルーしてきたのですが、ふとSFCを取ろう!!!と思い立ち、関係ないでは済まされて亡くなりました(笑)
ANAのプレミアムポイントって何??
私たちは飛行機に乗ると「マイル」を取得することができます。このマイルというのはお買い物でいうと「ポイント」のようなものです。なのでお金を使わないで航空券を入手した場合や格安チケットを購入した場合にはマイルの数が少なくなるというのはみなさんご存知だと思います。ところが、このマイルとは別に「プレミアムポイント」というものがマイルとは別にANAには存在します。マイルはクレジットカードを使ったお買い物などでも貯めることができますが、このプレミアムポイントは飛行機に乗らない限り得ることができないポイントのようなものです。どんなにお金持ちでも飛行機に乗らない限りこのプレミアムポイントを取得することができないのです。
このプレミアムポイントが1年間の間に3万ポイントでブロンズ、5万ポイントでプラチナ、10万ポイントでダイヤという上級会員の資格を有することができます。
これは1年間だけの資格で次の年になるとこの資格は失ってしまいます。
日本独自のSFCの実態、上級会員の優遇を永続的に維持できる方法とは???
ここからが、いよいよSFCの説明です。
これは日本独自のシステムなのですが(JALにも似たようなシステムがあります)、通常、航空会社の上級会員の資格は1年でその有効期限が切れてしまうのですが、SFC(スーパーフライヤーズカード)という航空会社とクレジット会社が提携して発行しているクレジットカードを取得した人に限り、上級会員のサービスを永続的に受けられるという方法があります。これがSFCです。
SFCを取得するためには、絶対に飛行機に乗ってそのプレミアムポイントを貯めて、なおかつクレジットカードも発行してもらわないといけません。
・・・ということは、「ある一定数飛行機に乗らなければならない」&「クレジットカードを発行してもらえる信用が必要」だということになります。
大勢の人が、SFCになるだけのために修行するって知ってた?
具体的は内容は後述しますが、1回、SFCを取得してしまえば、あとは毎年飛行機に乗る必要もなく、クレジットカードの会費さえ支払ってしまえば一生上級会員と同等のサービスを受けることができます。そのサービスがとても魅力的?なので、わざわざ飛行機に乗る必要がない人がSFCを取得するだけのために飛行機に乗るという場合も多く、これは航空業界の中でも有名な話です。この行為はANAの場合は一般に「SFC修行」と呼ばれています。(ちなみにJALの場合は「JGC」と言います。)
SFCになって得すること、メリット・良いことって何???
SFCになれた場合に得することは何かというと→SFCの特典に明記されています。
ここでその内容をざっくりと紹介すると、
プレミアムメンバー専用のサービスデスクを利用できる
特典航空券の予約、普通の航空券の予約変更などに関して専用のデスクがあり、専門のコミュニケーターが対応してくれます。もちろん、専用のダイヤルなので待つということがありません。
無償アップグレードの恩恵に預かれる時がある
旅行の際に指定のANAラウンジを利用できる
例えば、ビジネスクラス用のラウンジは、ビジネスクラスのチケットを持っている人しか使えないのですが、上級会員はそのラウンジを使うことができます。よくクレジットカードでラウンジが使えるというのがありますが、クレジットカードのゴールドカード会員が使えるラウンジとは全然その内容が違います。
クレジットカードのゴールド会員が使えるラウンジは食べ物はありませんが、ビジネスクラスのラウンジは食べ物や飲み物も充実していますし、パソコンを自由に使えたり、シャワールームなども完備しています。また、
特典航空券が断然取りやすくなる
実は特典航空券なのですが、会員種別によってその取りやすさが全然違うのです。会員種別というのは下から数えると「肩書なし」「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」と言った階級というか?ANAという会社が勝手にその顧客をランク付けしているのですが、その段階のことを言います。
特典航空券はAMC(ANAマイレージクラブ会員)であれば誰でも取ることができますが、その枠が決まっていて、肩書なしの人は何人、ブロンズの人は何人etc…と決まっているようで、肩書なしの場合だとそのチケットは取れないけれども、SFC会員だと取れるという場合もあるのです。
アップグレードポイントを使っての座席のアップグレードも
ANAのポイントって全部でこれだけ???
おさらいのために、ANAで出しているポイントというものをまとめてみると以下のようになります。
- マイル→ お買い物でも獲得できる。誰でもが獲得できる。
- プレミアムポイント→ 飛行機に乗らないと獲得できない。格安航空券や特定航空券では獲得できない。実際にお金を使ってチケットを買わないとダメ。
- アップグレードポイント→ 上級会員にならならないと獲得できない。
まとめ・・・・ANAのSFCになってお得なことって?
今回もだいぶ長い記事になってしまったので、そろそろまとめに入りますね。
- ANAのSFCになるためには、飛行機に乗って50000プレミアムポイントを獲得しなければならない。
- ANAには、肩書なし、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンド、SFCなどの顧客のランク付けが存在する。
- 1年間の間に、ブロンズだと30000プレミアムポイント、プラチナだと5万プレミアムポイント、ダイヤモンドだと10万プレミアムポイントの取得が必要。
- ANAには、マイルの他に、プレミアムポイント、アップグレードポイントといった3つのポイント制度が存在する。
- SFCになってお得なことは、国際線で無償アップグレードがあったり、アップグレードポイントを使って座席のアップグレードができたり、ANAのラウンジを使えたりといった特典が数多くある。
- SFCの資格を得るためだけのために、1日に何度も飛行機に乗る修行をしている人もいる。これをSFC修行と言う。
次回は、実際にSFCの会員資格を得るために自分でやってみたことなどを書いていきますね。
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今日も訪れていただき、ありがとうございます。
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