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いつかは行ってみたい!憧れの沖縄離島・絶景ビーチへ ~1/3~
海外旅行に行けなくてウズウズ・・。
そんな方に必見!国内にも素晴らしいスポットは沢山あり、中でも近年爆発的に人気が高まっているのが沖縄の離島です。観光客は増加の一途を辿っています。
海外からの旅行客も年々増え続け、沖縄離島の美しいビーチはたびたび海外のメディアやランキングでも注目されるようになってきました。こんな時期だからこそ、新たな魅力を発見する旅に出かけてみませんか?
これまで沖縄の離島に魅せられ、40以上の島々を巡ってきた筆者が、是非体験してほしい絶景ビーチをご紹介していきたいと思います!
ボリュームが多くなりそうなので “3回に分けて” その内容をお届けします。
全編の今回は、沖縄本島からとても行きやすい「4つの島と5つのビーチ」についてご紹介します。
沖縄本島から20分。サラッとした水のナガンヌ島。
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まずは前編として、世界に誇るケラマブルーで有名な「慶良間諸島」の絶景ビーチをご紹介したいと思います。
慶良間諸島は2014年3月5日(サンゴの日)に国立公園に指定され、世界中のダイバーたちの聖地でもあります。沖縄本島の泊港(とまりん)から日帰りで行くことが出来るスポットなんです。
まずは「ナガンヌ島」。日帰りで楽しめる美しいリゾートの無人島として知られ、沖縄本島の泊港(とまりん)からクルーザーでなんと20分で行くことが出来ます。
一説によると沖縄の方言で細長いモノを「ナガンヌ」と言うことから、この細長い島をナガンヌ島と呼ぶようになったとか。
定住者はいませんが、宿泊施設やレストランがあり、宿泊が可能な島となっています。
島周辺海域は広く珊瑚礁に囲まれ、多くの生物が生息しています。
島は珊瑚や貝のかけらでできたコーラルサンドでできており、海水浴、スキューバダイビング、シュノーケリング等マリンレジャーに最適な島。
ナガンヌ島のビーチは、サンゴのかけらの白い砂浜で出来ています。また、エメラルドグリーンやマリンブルーなど様々な青色を重ねて織りなす海はまさに絶景!そして透明度の高い遠浅の海。
まるで水道水をそのまま入れたかのような、まさに真水レベルの透明度。不純物もごみもなく、海底のすみずみまでしっかり肉眼で見ることが出来ます。
かわいらしいカラフルな熱帯魚たちと泳ぐ時間は至福です。足元に黒い細長い物体が沢山沈んでいるのは、なんと生きたナマコ。沖縄本島とは違って遊泳可能区域が非常に広いため、景色も最高で海水もキレイ。
不思議なのは、ここの海は上がった後に身体がベタつきがあまりないこと。不純物などが混ざっていないからでしょうか、なんだかさらっとしていて爽快です。
高速線で35分。肉眼で熱帯魚が見える渡嘉敷ビーチ
次は「渡嘉敷島」。沖縄本島の泊港からフェリーで1時間、高速船で35分で行くことが出来る大変人気の高い離島です。
まずは港から比較的近い「渡嘉志久ビーチ」へと向かいます。ビーチ前の広い公園のような広場と沢山のヤシの木が、なんだかハワイみたいで癒されます。
ビーチに出ると、紫色のかわいらしい花が砂浜から顔を出し、なんとも絵葉書のような景色。目の前に広がる遠浅の薄いエメラルドグリーンの海は静けさに満ちていて、とても波が穏やか。
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海の透明度はまさに真水のようで、海底がはっきりと見えてしまいます。
何度も水をすくってはその透明度を確かめてみます。肉眼でもしっかりと熱帯魚が見え、かわいらしい小魚の群れが近寄ってくるのでシュノーケリングには最高です。
それにしても優しいゆるやかな波と宝石のような色の海にプカプカ浮いている時間は言葉にならないほど。砂浜には沢山の大きな貝殻やキレイなサンゴもあって、拾っていたらいつの間にか両手いっぱいになりました。
穏やかな渡嘉志久ビーチを堪能した後は、次の名所へ。
シュノーケルで有名。渡嘉敷島の阿波連ビーチ
渡嘉敷島が誇るもう一つの有名ビーチ、「阿波連ビーチ」です。起伏が激しい大きな島なので、渡嘉志久ビーチからはレンタカーで移動します。
島のところどころに色鮮やかなハイビスカスが咲き誇り、私達を華やかに出迎えてくれます。ハイビスカスにもピンクや赤、黄や白など様々な種類があることが分かります。
とっても賑やかな「阿波連ビーチ」周辺にはオシャレな海の家やカフェが立ち並び、海の色が鮮やかなコバルトブルー!サンサンと照り付ける太陽、キラキラと輝く海面、青く透き通る空、カラフルなハイビスカスのコラボ。
まるで夢の中にいるような絶景。最高の写真を撮影することが出来ました!
映画「マリリンに会いたい」の舞台、阿嘉島
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続いては「阿嘉島」。1988年に大ヒットした映画「マリリンに会いたい」の舞台となった、自然がとても美しい島です。
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この映画は阿嘉島に引越してきた「シロ」(オス犬)が、飼い主と一緒に座間味島にいった時「マリリン」(メス犬)に会い一目惚れ。
阿嘉島に戻ってきても逢いたさが募り、ついにニシハマビーチから無人島の嘉比島やアゲナシクを経由し座間味までマリリンに逢いに泳いで渡った、という物語。ちなみにこれは実話であり、シロは本物が出演している映画です。
そんな映画の舞台となった阿嘉島が誇る絶景ビーチが「北浜ビーチ(二シバマビーチ)」。なんと港からレンタサイクルで10分ほどで到着できるお手軽さ。ビーチ周辺は、ショップや出店が並ぶ賑やかなエリアとなっていました。
キラキラと輝く白い砂浜には、ほどよくちょっとした森林があり、ちょっと荷物などを置いても安心です。
さすがはケラマブルー、水の透明度は真水に近いレベルです!サンゴや砂で敷き詰められた真っ白な海底が、肉眼でクリアに見えてしまうほど。
波は割と穏やかで、太陽の光に反射するしぶきは本当にキラキラ輝いています。どこか遠くの海外リゾートに来たような景色が広がっていて、とても国内だとは思えません。
エメラルドグリーンの濁りない海は泳いでいて、とっても気持ちいい。時々小魚の群れが寄ってきては逃げていく、それを眺めながらの癒しの時間でもあります。
砂浜を歩いてみると、キレイなサンゴや貝殻が沢山ありました。不思議なもので、様々な離島を旅していると、島によって貝殻の種類が違うことに気づきます。夢中になって拾っていると、あっという間に手のひらいっぱいに。
周りを見渡すと、ファミリーや女子旅のグループが多い中、一人旅の外国人や写真家の方など、観光客はさまざま。訪れた誰もが幸せになれる空間です。
高速線で50分。座間味島・古座間味ビーチ
そして、慶良間諸島のラストは「座間味島」。慶良間諸島の有人島の中では、沖縄本島から一番遠い離島となります。沖縄本島の泊港(とまりん)からはフェリーと高速船にて、阿嘉港経由、座間味港直行としてアクセスが可能です。
直行便の所要時間は高速船で50分、フェリーで120分。太平洋戦争の沖縄戦ではアメリカ軍が最初に上陸した島となるなど、激戦地の一つであったことでも有名ですが、この座間味島が誇る絶景ビーチは世界的にも有名な「古座間味ビーチ」です。
2016年にトリップアドバイザーが発表した「トラベラーズチョイス世界のベストビーチ2016」の日本国内のランキングで4位となりました。
また、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星に輝いた真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海も目の前に広がっています!
私たちが訪れた日は少々曇り空ではありましたが、それでもビーチに到着すると海のあまりの美しさに声をあげずにはいられないほど、素晴らしい景色が広がっていました。
こちらはケラマブルーの海の美しさと台風でも影響を受けにくい場所にある利点から慶良間で一番のサンゴ礁と大きな熱帯魚が楽しめるのですが、実はこのビーチ、波打ち際からサンゴがある場所まで近いという特徴もあるんです。
毎夏カラフルなパラソルやデッキチェアーがビーチを賑やかに盛り上げています。
湾の北側には珊瑚礁がたくさん生息しているのだとか。古座間味ビーチからは約4.5km東にある渡嘉敷島が見え、透明度高い海の中はお魚やサンゴがいっぱいで「熱帯魚の贅沢な水槽」とも呼ばれるほど。
小さなサンゴの周りに青く光るスズメダイほかいろいろな熱帯魚や小魚などたくさん見られ、ついつい時間を忘れてしまいます。古座間味ビーチには更衣室やシャワーやトイレ、売店などの設備も整っており、無料駐車場完備です。
是非、沖縄本島から足を延ばして慶良間諸島の絶景ビーチを堪能してみて下さいね!沖縄本島にはまだまだ絶景ビーチが沢山あります。
続編をお楽しみに!
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